この記事では日本酒を美味しく飲める・日本酒にこだわっている居酒屋さんの特徴を紹介していきます。日本酒が美味しく飲める居酒屋さんを開拓したい方が楽しく行きつけのお店を見つけるために書く特徴について解説していきます。この記事を読んで、お気に入りの居酒屋さんを見つけて下さいね。

日本酒を飲んでみたいけど、どんなお店に行けばいいのか分からない

初めて行くお店ってどう探すの?

自分に合う居酒屋さんと巡り合いたい!
という方の為に、居酒屋さんの探し方から通いたいお店の特徴までを解説していきます。
当ブログは、
年間300種類以上の日本酒を呑み比べする
二ノ宮(@ninomiya_ponsh)が
・実際に呑んだ日本酒の感想(呑みログ)
・お酒の詳細
・他の方の口コミ
・二ノ宮がお勧めするペアリング
などを紹介しています。
その為、お酒の特徴や、味の系統、
より多くの方の感想などを知り、
様々な日本酒の情報を
知ることができます。
そんな二ノ宮が「居酒屋さんに行く前のリサーチ・下準備」「居酒屋さんに入店してから見るポイント」「通いたいのはこんなお店」の3つに分けてご紹介いたします。
目次
1.居酒屋さんに行くまでのリサーチ
こちらでは、居酒屋さんに向かうまで、入店・予約するまでの下準備を紹介します。
1-1.まずはどんなお店に行きたいかを決める
「日本酒が飲みたい」という大きな好みでお店を探そうとすると、たくさんのお店からどのお店を選んでいいか分からなくなります。その為、あなた自身の細かい希望を把握しながらお店選びをする必要があります。
例えば、
・コロナウィルスの感染防止に努めているお店
・日本酒の種類が多いお店 or 自分の好きな銘柄を取り扱っているお店
・静かで落ち着いている雰囲気のお店 or にぎやかで楽しい雰囲気のお店
・1人で利用するのに適しているお店 or 複数人で利用しているのに適しているお店
・駅から近いアクセスの良いお店 or 少し入り組んだところにある穴場店
・日本酒メインで選びたい or おつまみメインで選びたい
など、細かい希望は挙げればキリがないと思います。その為、これらの希望を把握したら優先順位を決めたり、絶対に外せないものに絞るなど、お店選びの判断基準を作ってみましょう。自分にとっての日本酒が飲める素敵なお店像がイメージ出来たら、実際にお店を探してみましょう。
1-2.グルメサイトで調べる
「食べログ」「ホットペッパーグルメ」「ぐるなび」「Rettyグルメ」など様々なグルメサイトがあります。昔はチェーン店などの母体が大きなお店の方が紹介ページが充実していたのですが、最近(2021年10月付)は個人店や小規模店の紹介ページも充実していて、リサーチである程度お店の雰囲気を掴むことができます。
その為、インターネットでのリサーチも居酒屋さん選びの上で重要な要素です。大事なのは、同じお店を色んなグルメサイトでチェックするということです。各グルメサイトでは情報の載せ方に差があります。
例として僕がお世話になっている「酒美飯囲ひろし」というお店で見ていきます。あくまで一例で、他の居酒屋さんでは各グルメサイトで違った紹介の仕方をしていることも良くあります。今回は「食べログ」「ホットペッパーグルメ」「ぐるなび」の3種類を比較します。
このお店の食べログでは、全体的に細かい情報が載っていて、写真が400枚以上もあるのが特徴ですね。個人経営の居酒屋さんはお酒や食べ物の仕入れ具合によって、季節や時期でメニューが変動することもあります。その為、足を運ぶまでどんなメニューがあるか分からないワクワク感があります。ですが、どのような傾向かをある程度掴んでから足を運びたい方もいらっしゃると思います。初めて行くお店なら尚更です。
そしてメニュー表の写真が沢山掲載されている部分にも注目です。今現在のメニューが掲載されているかはさておき、過去にどんなおつまみやお酒を提供してきたかの傾向が把握できます。メニューだけで50枚の写真が掲載されているので、緊急事態宣言や時短営業の影響で多少の違いはあると思いますが、このお店の取り扱っているおつまみが像が見えてきますね。
食事はジャンルにこだわらず幅広いジャンルのものを提供していて、日本酒と焼酎にこだわるお店と掲載されていましたが、ビールも数種類あることが伺えます。プリントアウトされたメニューに加え、手書きのメニューもあることから、おつまみは変動性があることが伺えます。
ホットペッパーグルメでは予約可能日がトップページに来ています。食べログではお店の雰囲気はある程度掴める情報が載っていましたが、予約はできませんでした。このお店の場合、食べログで予約するとホットペッパーに飛びました。笑
その日お店が営業しているかをすぐに確認できるのは良いですね。
食べログでは文字だけでしたが、席の雰囲気が分かる写真付きなのがホットペッパーグルメの方がより分かりやすくなっています。その分全体の写真数は少なめで、ドリンクメニューが記載されていないので、他のサイトで調べる必要がありますね。
今回例に挙げた3つのサイトの中で一番シンプルなのがぐるなびでした。ぐるなび自体ではなく、居酒屋さん側が各サイトにどれだけ力を入れているかも関係してくるので、一概にどのサイトが良いか悪いかを判断する材料にはなりません。お店ごとによって、各サイトの情報量に差があります。
ご覧になって分かると思いますが、各サイトによって載っている情報と載っていない情報があります。この為、できるだけ多くのサイトで情報のすり合わせをして、雰囲気を掴む判断材料を多くキャッチすることが重要になります。
この「酒美飯囲ひろし」というお店だと、どのサイトでも写真に載っている日本酒が違うことから「日本酒のメニューが豊富である」「その時お店にある日本酒は変動する」ということが分かりますね。また、「季節に合う日本酒を仕入れている」「日本酒にこだわっている」ということが複数サイトで確認できるので、日本酒に力を入れていることが分かります。よって、色んな日本酒を飲みたい方にとっては十分の情報を集めることができたと言えます。
また、席数や席の間隔などから、小規模のお店ということが確認できます。一緒に行く人がいる場合は、どれくらいの人数で利用するのが適しているかも判断材料になるので調べておきましょう。
この様に、一つのサイトだけでなく数種類のサイトで情報を調べると、ほんの少しお店の雰囲気が予想できます。また、自分がよく使うサイトには掲載していなくても、他のサイトには掲載されている場合もあります。その為、初めて行くお店の場合は数種類のサイトでの確認をして損はありません。
もちろん、そのお店が独自に作っている自社サイトの様な物もある場合がございますので、その場合は確認しておくと良いでしょう。
1-3.SNSを調べる
「Twitter」「Instagram」「Facebook」など、SNSでお店の情報を発信している居酒屋さんも珍しくありません。候補のお店がある程度絞れたら、そのお店のSNSを調べてみるのもいいでしょう。その日仕入れている日本酒のラインナップや、日替わりメニューのおつまみなど、頻繁に情報発信しているお店もあるので、初めて行く場合も為になりますが、2回目以降の情報収集にも重宝します。
特に、コロナウィルスの影響で、グルメサイトに掲載している営業時間と営業日が実際の営業形態と異なるということも多いので、お店がリアルタイムで更新しているSNSは、生の情報を仕入れる重要なツールになります。
各お店で特徴があり、新しく仕入れたお酒をアップしているお店や、季節限定のフードメニューをお知らせしているお店、スタッフの紹介をしているお店など、発信してくれている内容は多岐に渡ります。
もちろんSNSを活用していないお店に良いお店も沢山ありますが、活用しているお店の場合、初めて行く際の雰囲気はイメージしやすいので、調べて損はありません。
1-4.ぶらぶらしてみる
家から駅、駅から勤務先などの自分がよく使う経路だったり、旅行先の宿の近くなど、自分の生活圏内や行動圏内の場合、実際にお店を見てみることも重要です。ネットに写真やメニューは載っていても、実際の雰囲気や店構え、立地、客層などの細かいことまでは分かりません。その為、実際に見ることができるなら見るのが一番です。
飲む地域や駅は決まってて、そこに候補が何店かある、という場合はあえて予約せずお店の前まで行ってみて、ピンとくるお店に入ってみるなど、前情報にこだわり過ぎずに入店してみるのもありだと思います。ただし,お店が混んでいて1時間待ち、などのアクシデントもあるので、その辺りは注意しましょう。
リサーチのまとめ
1.まずはどんなお店に行きたいかを決める
2.グルメサイトで調べる
3.SNSを調べる
4.ぶらぶらしてみる
さて、初めて行くお店の候補が決まりましたら、いざ入店してみましょう。
2.初めてのお店の雰囲気を知る
2-1.今後利用したいお店の状況を想定しておく
居酒屋さんや飲食店さんで今後利用する時のニーズは、実際に今後利用するであろう人数やシチュエーション毎に変わってきます。例えば、一人で利用するならカウンターのお席や、お1人のお席があるならそちらを利用してみる。複数人で来るならテーブル席、平日や休日に利用したいなどが決まっていれば同じ時間帯でで利用してみるなど、今後利用する場合に近い状況で利用するのが大事です。
これは筆者の例ですが、日本酒の飲み比べでいうと、1種類ずつの提供よりも時間と手間がかかります。その為、店員さんやそのお店の日本酒に精通している方が余裕がある平日の早い時間などは対応してくれやすいですが、金土祝の混雑している時間では対応が難しい等、お店にも事情があります。その為、たまたま初めて行った日がお店に余裕があって、次に行った時には大混雑で以前と同じようにはいかない、などということも起こりえるのです。
その為、お店を開拓する場合は、実際に今後利用する状況を想定しておくことが大切です。
2-2.一人で利用するならカウンター席へ座る
初めてのお店に一人で行く場合、カウンター席がお勧めです。なぜカウンター席がお勧めか気になる方の為に、筆者が思うカウンター席の良さを解説していきます。
①店主さんとコミュニケーションがとりやすい
日本酒に力を入れているお店の場合、多くの場合はチェーン店ではなく、個人店や小規模展開しているお店のことが多いです。その為、お店のシステムがその店独自のものが多いと思います。初めて行く際には分からないことが多いので、気軽に伺える距離で、色々聞いてみることをお勧めします。
今後複数人で利用することを想定した場合も、「利用したい人数によってテーブル席を動かして対応できるか」「お祝いの為のスイーツを持ち込んだり用意したりできるか」など、カウンター席で気軽に伺えるのはメリットです。
また、筆者の経験談ですが、日本酒が好きなお店で、カウンター席に座り、日本酒を2~3種類頼んだくらいで、向こうから「日本酒お好きなんですか?」と声をかけてもらえることが多いです。お店に余裕があれば、メニューに載っていないお酒や、自分の好みに合いそうなお酒など、お客様が日本酒を楽しむために協力できることを色々と提案してくださいます。
その為、店主さんとコミュニケーションがとりやすいカウンター席は、そのお店の特徴や、お酒に関する話を聞きやすい環境と言えます。
②厨房・ホールの両方を見ながら雰囲気を知れる。
大抵の場合、ホールスタッフはアルバイトやパートさんが多く、料理や詳しいお酒については店主さんやベテラン店員さん、ベテランバイトさんが担当していることが多いです。(チェーン店は除く)
中には、ホールスタッフの中に日本酒に詳しい方がいらっしゃり、店主さんが忙しい時に日本酒選びを手伝ってくれることもあります。その為、厨房担当の方とホール担当の方のどちらにも注文のお願いができることで、自分の好みに合ったお酒やそのお店でイチオシのお酒にたどり着ける可能性が高くなります。
そのお店に日本酒が好きなことが伝われば、お店側から「このスタッフ日本酒詳しいので困ったことがあれば聞いてください」と紹介して下さることもあるので、ぜひコミュニケーションをとってみましょう。
③サービスを受けやすい
料理が余ってしまったまかない的な物を「これ余ったんでどうぞ」とサービスしてもらえたり、料理を盛り付けてる途中で、「この食材苦手ではないですか?」と好き嫌いを考慮してくれたりと、細かな気遣いをしてもらいやすいのもカウンター席の魅力です。特に料理の変動性があったり、メニュー表に写真がないお店では、文字だけを見て頼んでみたものの、嫌いなものが入っていた、なんてこともあるので、細かな気遣いには助けられる方が多いと思います。
筆者の経験談としては、誕生日を聞かれ、たまたま日付が近かったのでサービスしてもらえたという嬉しい気遣いがありました。他にも飲んでいるお酒に合うおつまみを提案して下さったりと、距離が近いことによるサービスは嬉しいものが多いですね。
この様に、カウンター席には様々なメリットがありますので、お1人で伺う際はぜひカウンター席で飲んでみてはいかがでしょうか。
2-3.グランドメニューとそれ以外を把握する
お料理やお酒に時期ごとの変動がある場合、「この料理がおいしくてもう一度食べたいからまた行こう」「あのお酒がもう一度飲みたいから行こう」と思って足を運んでも、お目当てのお料理やお酒がその日にメニューにないことはざらにあります。中には固定メニューがないお店もあり、通うごとに違うメニューの中から選ぶことになる場合もあります。(それも楽しみの一つですよね)
その為、固定メニューと変動するメニューを把握しておくと、以降の利用の際に上述したようなことがなくなります。また、お店の公式LINEやSNSなどで変動するメニューをアップしていることがあるので、店員さんにお伺いするだけでなく、お店側の情報発信がないかも確認しておくと、次からの利用に備えやすいです。
また、情報発信の仕方がSNSによるものなのか、お店に通って直接季節ごとのメニューを教えてもらえるかなどの違いも押さえておいて損はないですね。
2-4.日本酒の仕入れ先を知る
ここまで挙げたポイントの応用なのですが、日本酒をどこのお店から仕入れているか聞いておくのも重要な要素です。理由としては、同じ仕入れ先のお店の場合、ラインナップが似ている場合があったり、変動性がありながらも、ある程度仕入れるお酒が予測できたりするからです。
経験談としては、筆者はよく東京のお店を利用するのですが、あるお店では、東京の酒屋さんの他に、地方のある酒屋さんからも必ず仕入れている、というケースが結構あります。理由としては、「店主さんがその酒屋さんのお酒が好きだから」「店主さんの出身地だから」などいろいろありますが、そのお店で人気があるお酒や、店主さんが好きなお酒・お勧めのお酒は仕入れている頻度が高いです。その為、どこから仕入れているかを知ることで、そのお店によく入ってくるお酒をある程度知ることができます。次回以降に利用する時の一つの目安になりますね。
と言っても、聞きづらいという方もいらっしゃいますよね。そんな方の為に例を挙げると、
「どのお酒も美味しいですね、おうちでも飲めたらいいと思うのですが、近くのお店で仕入れているのですか?」
この様にお伺いすると、大抵仕入れ先の酒屋さんを気持ちよく教えて下さるので、聞きづらい方も試しにこの聞き方を参考に伺ってみて下さい。
2-5.日本酒通ぶらない
これは個人的にとても大事なことです(笑)
そのお店のご主人やお店全体と良い関係を築く際のポイントだと思っているのですが、お店のことを尊重する姿勢が大切です。
日本酒通を全面に出していくことで良い関係性が築けるのであればそれでもいいのですが、多くの場合はそのお店の大事にしていることや、店主さんの好みやオリジナリティに関わる部分の話を伺えた方が、そのお店の雰囲気や特徴を把握したり、良い関係性を築くことに繋がりやすいです。
今後利用する上でのこちら側の要望について聞くことは重要です。「飲み比べはお願いできますか」「貸し切りは可能ですか」など、こちらのニーズにマッチするかはこちら発信で伺う必要があります。
ですが、日本酒の知識や料理との合わせ方は、初めて行く場合、そのお店のやり方を沢山知ることの方が大事です。お店を知ることで、自分のニーズに合ったお店かを知ることができます。初めて行くお店では、お店側との対話を大切にしてみて下さい。
もちろん、お酒に関することでお店の人から聞かれた時には、丁寧に答えてコミュニケーションをとりましょう。
初めてのお店の雰囲気を知るのまとめ
1.今後利用したいお店の状況を想定しておく
2.一人で利用するならカウンター席へ座る
3.グランドメニューとそれ以外を把握する
4.日本酒の仕入れ先を知る
5.日本酒通ぶらない
3.利用し続けたい居酒屋さんのポイント
最後に、お店を開拓してみて、筆者が「また来たい」と思うお店のポイントを解説します。この記事では、日本酒にこだわっている・美味しい日本酒が飲めるというテーマで紹介しておりますので、お店全体の空気や雰囲気などよりも、日本酒の種類や、それに合わせるお料理などをメインにポイントを挙げています。複数人での利用やデートでのご利用とは違った観点であることをご了承ください。
3-1.日本酒の冷蔵庫がお客さんから見える
こちらの写真はとあるお店の冷蔵庫ですが、誰でも見える位置に日本酒の品ぞろえが分かるように冷蔵庫が置いてありました。この様に、お客さんが見える位置に日本酒を保管してくれていると、メニューに載っていないけど飲んでみたいと思えるお酒を見落とすことが減ります。また、メニューの文字だけでは分からない・勘違いしていたけど、「このお酒飲んだことないから飲んでみたい」というラベルを見ての注文にも一役買います。いろんなお酒を飲んでみたかったり、メニューにないお酒に気づきやすいポイントとして、冷蔵庫が見えるのはポイントの一つになります。
3-2.飲み比べができ、種類が多い
基本的に飲み比べは手間がかかります。そんな飲み比べに対応して下さるのはとても重要なポイントです。ただ、飲み比べの種類が限定されていたり、お1人様1回までの様に制限があるお店もあります。その中で、飲み比べの自由度が高いお店は、いろんなお酒の中から自分の好みのお酒を発掘したり、好みの銘柄の微妙な違いをしれたりと、日本酒にこだわる方の強い味方です。
これらの写真は筆者が実際に飲み比べを頼んだ時のものになります。お店や、一度にお願いできる種類、銘柄によって値段はまちまちですが、基本的には1種類で頼むよりもコスパ良くいろんなお酒を楽しめます。
また、飲み比べではなくとも、半合、45~60㏄など、少量ずつの注文ができるお店も、色んな種類のお酒を飲むことができるのでお勧めです。多い量で頼むことができるお店は沢山ありますが、少ない量や呑み比べをお願いできるお店は少ないので、近くにその様なお店があるのは貴重ですね。
ちなみにコスパの例として、筆者がよく利用するお店は、
A店 4種類1000円
B店 6種類1500円
という様なお店がコスパが良いと感じます。
お値段以外の部分の要素も大事ですが、このような価格で飲み比べを実施しているお店は少ない為、自分の通える範囲で、自分のコスパに合ったお店を見つけて下さい。
3-3.料理の変動性がある
そのお店の定番メニューとは別に、おつまみの種類が豊富なことに越したことないと思うのですが、通い続けるとなると、常に同じものしか置いていないと飽きが来ることもあると思います。変わらない美味しさや安定感のある定番メニューと、時期やタイミングで変わる変動性のあるメニューの両方を楽しめるお店は、通っていて安心感と新鮮さを感じ続けることができるので、長期的に利用を考えている方には重要な要素です。
また、居酒屋さんに行ったら「とりあえずこれを頼む」と決めて、いろんなお店の同じメニューの違いを楽しんでみるのもお勧めです。筆者は初めて行くお店では必ずポテトサラダを注文しています。どのお店でもメニューにある確率が高く、お店によって味付けが違います。また、特徴的な味付けをしているお店には、必ず相性の良いお酒があるので、ポテトサラダが自分好みの味付けか、というのを一つの緩い基準にしてお店開拓を楽しんでおります。筆者の様に、自分のお気に入りメニューがあるかどうか、そのメニューのお店ごとの特徴はどんなものか、という基準でお店を開拓してみるのも楽しいかもしれませんよ。
3-4.店主さんとの相性
これは人それぞれ違いがあると思うのですが、通い続けるのであれば店主さんとの相性は大切です。性格や人柄は好みの問題になると思うのですが、大事にしたいのは、こちらのニーズを汲んでくれるかどうかです。
「いろんなお酒が飲みたい」「このお店に来るときには必ずこのお酒を飲みたい」「合わせる料理にもこだわりたい」「お酒のことを教えてほしい」など、ニーズは人それぞれですが、お店の方向性がこちらのニーズに合っていたり、ニーズを汲み取ってくれたりする店主さんがやっているお店は通っていて満足度が高いです。
ニーズの相性が合っているかは、通い続けることを考えるならば、重要な要素の一つですね。
また、話し相手になってほしい、1人でしっぽり飲みたいので必要以上に構わないでほしい、などの空気感を尊重してくれる店主さんだと、居心地よく過ごせますね。
利用し続けたい居酒屋さんのポイントまとめ
1.日本酒の冷蔵庫がお客さんから見える
2.飲み比べができ、種類が多い
3.料理の変動性がある
4.店主さんとの相性
いかがでしょうか。日本酒を美味しく頂くためにお店を開拓する際のポイントを「リサーチ」「初入店」「通いたいお店のポイント」ごとに解説させて頂きました。実はこの記事の内容は、日ごろ筆者が開拓や通う際に重要だと思うことのまとめになります。この記事があなたの居酒屋さん開拓に少しでも助けになれば幸いです。
参考としまして、筆者は日本酒に力を入れているお店の中で、一番通うお店を軸にしながら、開拓も続けていて、通っているお店:開拓するお店=7:3くらいの割合で居酒屋さんに足を運んでいます。足繫く通うというよりも、ペースはゆっくりでもいいので通い続けることを大事にしています。
あなたの通いたい居酒屋さんが見つかることを心より応援しております。
まとめ
1.リサーチは多角的に!枠組みに囚われず!入念に!
2.初めて行くお店ではカウンター席で雰囲気を知る!
3.通うお店はニーズとコスパの相性を確認!
以上が日本酒にこだわっている・美味しく日本酒を飲めるお店のまとめになります。

お店の開拓のポイントが少しでも分かった!

これらを意識して開拓してみたい!

これ以外にも注意することはないかな?
など、日本酒を楽しむお店探しに前向きになれるお手伝いが出来ていたら嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
二ノ宮(@ninomiya_ponsh)
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