この記事では「鍋島 純米吟醸 きたしずく」の感想・口コミ・ペアリングについて紹介致します。
「日本酒を飲んでみたいけど、どんな日本酒が美味しいか分からない」
「自分に合う日本酒はなんだろう?」
「鍋島 純米吟醸 きたしずくってどんな味?」
という方の為に、
「鍋島 純米吟醸 きたしずく」がどのようなお酒なのかを解説します。
当記事では、
年間300種類以上の日本酒を呑み比べする
二ノ宮(@ninomiya_ponsh)が
・実際に呑んだ日本酒の感想(呑みログ)
・お酒の詳細
・他の方の口コミ
・二ノ宮がお勧めするペアリング
などを紹介しています。
その為、お酒の特徴や、味の系統、
より多くの方の感想などを知り、
様々な日本酒の情報を
知ることができます。
では、「鍋島 純米吟醸 きたしずく」の紹介です!
目次
1.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」とは綺麗な味のお酒!
1-1.特徴
第一に感じられるのは綺麗な味だという印象です。
瑞々しさというイメージが近いです。
それに加え、残らないじわっと感が特徴です。
飲みはじめはするするとした瑞々しさを感じられ、
途中からじわっと感にシフトしていきます。
ですが、口の中にじわっと感が残らないので、
ほんのりとした余韻が爽やかに感じられるお酒です。
1-2.スペック
使用米:きたしずく
アルコール度数:16度
精米歩合:50% (お米を磨いて残った使用部分の割合のこと)
純米吟醸でありながら、精米歩合は純米大吟醸クラスの50%まで磨いています。
1-3.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」は綺麗ですっきりとしたお酒です!
綺麗な瑞々しさに加え、精米歩合50%まで磨かれた雑味の少ない味です。
フレッシュな辛口という捉え方もできますね。
キリっというよりは、すっきりという感覚の方が近いです。
2.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」の呑みログ・感想
2-1.二ノ宮呑みログ(写真・感想)
佐賀県のお酒です。
綺麗な味なのですが、
一瞬だけじわっと感があります。
そのあと綺麗な味が
やんわりと口全体に
広がります。
後味が残らないので、
爽やかな印象ですね。
2-2.他にもこんな口コミが
2021年のものがこちら!
鍋島なのに、甘くないキレが良い日本酒ですよね!鍋島の雄町、山田錦は、甘々なのに😊鍋島は、色んな味が楽しめて最高です👍
— まさまさ『ゴブリン1号🍜』 (@masa_cerisier) April 18, 2021
「思えば~遠くに~来たもんだ~」ってたまに口に出るけど思えばそんなに遠くには来ていない。
……どうでもよかったね……
おいといて…
上立ち香がいい感じ。落ち着いた力強さは鍋島のものだね。
鍋島純米吟醸きたしずく#鍋島#日本酒 pic.twitter.com/9zVhidTxEj— 鐡と花 (@tetu_to_hana_) April 19, 2021
そろそろこんな涼やかなラベルも、
いいじゃないかと、
ひとり鍋島。鍋島 純米吟醸
北海道の酒米きたしずくを使用。
チリチリ微発泡。
あと切れはドライ。#日本酒
#japanesesake
#日本酒好きと繋がりたい
#鍋島
#佐賀県
#美味しい
#yammy
#酒
#SAKE
#liquor pic.twitter.com/NvkibSqBep— 𝑺𝒉𝒊𝒏𝒚𝒂 (@achaco9) April 18, 2021
2020年のものがこちら!
(最新のものとは出来が異なることもある為、特徴を知るための参考にしてください)
鍋島 純米吟醸 きたしずく(富久千代酒造)
初めて見たので迷いなく購入!
特有の微炭酸に柑橘系のようなジューシーさがありながらスッと染み込むようにフェードアウトしていく味わいで自分にとって好きな日本酒でした! pic.twitter.com/nNzWX5PSdM— ゆうた (@76_yuta) September 1, 2020
【鍋島】★★★★
鍋島 純米吟醸 きたしずく
程よい吟醸香から〜の余韻短めなスッキリした甘旨味、そして苦&辛でスキッとキレる。
ドライ&ビターな味わい、鍋島の中では初めてのタイプ!?w
暑い夏にはスッキリ系でいいっすね!
2日目以降ちょいと甘旨味が増強〜!www#sakenote #日本酒 #鍋島 pic.twitter.com/7LeyjUQ5jY— バスキチ (@basskichi) July 10, 2020
鍋島 きたしずく 純米吟醸。青りんご・梨・爽やかな香り。ちょい舌にピリピリ。含み香も豊かでドライで綺麗な味わい。旨味と苦味が良いな〜口の中がスッキリで酸味も隠れています。淡麗なのに旨味もあって不思議!ついついお代わりしちゃう…めっちゃ好き!白身の刺身に合うぞい(*´ω`*)#馬と酒 pic.twitter.com/lSZjA4MAtn
— うまと (@umaumaumato) September 22, 2020
鍋島 きたしずく 純米吟醸
久しく佐賀の日本酒。
吟醸香に、どこか香辛料やハッカのような爽やかさがある上立香。
甘味を活かしながらも微細な発泡感を感じるのはいつもの鍋島。ただ旨味はそこまで主張せず、酸で流して辛みで切る。後半、ハーブのような含み香もあるか?#古代酒ダブル pic.twitter.com/5Tx17Cirmb— 古代米ダブル@今日も楽しくぼっち酒 (@kodaimai2) June 7, 2020
2-3.感想のまとめ
全体的に香りを感じる方が多いみたいですね。
微発泡、微炭酸という感じ方をされている方も複数いらっしゃいます。
香りと微発泡感が特徴的な、鍋島の新しいタイプのお酒というのが、口コミのまとめになります。
複数人が共通して感じる部分は、特徴として信頼できますね。
3.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」はどんな酒造のお酒?
3-1.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」を作っているのは富久千代酒造
〒849-1322
所在地:佐賀県鹿島市浜町1244−1
3-2.富久千代酒造はどんな酒造?
大正末期に創業した酒造です。
取り扱っているお酒は鍋島で、ラインナップは30種類もあります。
鍋島は1998年に誕生したお酒で、有名銘柄でありながら平成生まれの、比較的新しいお酒と言えるでしょう。
また、酒造オーベルジュ(オーベルジュ=料理が自慢のホテル、宿泊施設の付属したレストランのこと)が2021年4月24日にオープン致します。
「御宿 富久千代」という宿泊施設や、「草庵 鍋島」(こちらは2021年3月12日オープン)というレストランがあります。
酒造オーベルジュの所在地は、酒造から少し離れた位置にあります。
〒849-1322 佐賀県鹿島市浜町乙2420番地1
一つの銘柄でいろいろな種類のラインナップを作りながら、宿泊や料理にも力を入れているのが伝わってきますね。
富久千代酒造の公式HPのURLは以下になります。
https://nabeshima.biz/index.html
イメージビデオ等もあるデザイン性に優れたサイトなので、興味がある方は一見の価値ありです。
3-3.富久千代酒造で作られているお酒
公式HPからも確認できますが、ここでは二ノ宮が呑んだことのあるラインナップを紹介いたします。
(すでにブログで紹介したものはブログ、ブログにしていないものはツイートでの紹介とさせて頂きます)
【鍋島 Harvest Moon ひやおろし】
佐賀県のお酒です鍋島シリーズの
ひやおろしです呑みやすくて
美味しいですね少しだけとろりと
味が広がる感じが
たまりませんもっと呑みたくな
っちゃいます笑#日本酒 pic.twitter.com/fz7FZYgUoh— 二ノ宮@呑兵衛ブログ日本酒 (@ninomiya_ponsh) October 2, 2020
【鍋島 吟醸 Summer Moon】
佐賀県のお酒です。爽やかな味ですね
一応、ほぼ最後の1杯の時に
呑んだので、開栓時と味が
変わってるかもしれませんが、
綺麗に抜けていきます優しく
甘みと酸味があるのが
美味しかったです(^^)#日本酒 pic.twitter.com/xyMVA64nsm— 二ノ宮@呑兵衛ブログ日本酒 (@ninomiya_ponsh) November 2, 2020
二ノ宮が呑んだ鍋島は2021年4月20時点で以上の4種類です。
4.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」とペアリング!(お酒と料理を組み合わせること)
香りの良さとすっきりしたお酒ということで、薫酒というジャンルに属します。
薫酒の特徴は大きく分けて2つ、香りとすっきり爽やかな呑み心地になります。
お酒そのものの香りがしっかりしているので、合わせるお料理の風味が強すぎると、口の中で喧嘩してしまう様な感覚になるので注意が必要です。
4-1.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」にはあっさりめな料理が合います!
先ほどお伝えした通り、風味が強いお料理とは合わせにくいので、素材の味自体があっさりしたものや、フルーツが合わせやすいです。
さっぱりしたものや、フルーツをそのまま食べてみるのも良いのですが、二ノ宮が今まで合わせてきたおつまみの中からお勧めを上げたいと思います。
ちょっとググると、カルパッチョやさっぱり系のおつまみなど、薫酒に合うおつまみは沢山出てきますが、
実際に鍋島 純米吟醸 きたしずくと合わせた、あるいは合わせたいと思うものを候補として記載します。
4-2.具体的なペアリング候補
・お蕎麦のサラダ
さっぱり系サラダで、お蕎麦も入っているのが個人的にGood!
空腹時にお酒をいきなり飲むと負担が大きいので、野菜と少量の炭水化物を食べながらお酒を呑むのがとても美味しいです。
お蕎麦と日本酒の相性も良く、さっぱりした味付けで鍋島にもぴったりです。
おうちでお蕎麦を茹でたらめんつゆで頂きたくなると思いますが、たまにはサラダにしてみるのはいかがでしょうか。
お店にお蕎麦のサラダがありましたら、ぜひ合わせてみてください。
・冷奴
言わずと知れた日本酒のお供です。
冷奴に合わせるもののバリエーションが増えれば増えるほど楽しみの幅が広がります。
定番の醤油や、おかずラー油、刻みねぎ、などお好きな物を合わせてみて下さい。
また、お豆腐屋さんのものはスーパーなどのお豆腐よりもお値段がするだけの価値があると思っています。
気が向いたらお豆腐屋さんから買ってみるのもお勧めです。
・お刺身
お刺身と言っても、このお酒に合わせるのはマグロなどの脂がのったネタというよりは、白身魚などのたんぱくな物がいいですね。
ポイントは鍋島の風味を邪魔せずに、素材の主張が控えめなものを合わせてみることです。
個人的に日本酒の飲み比べセットとお刺身の盛り合わせを頼んで、どのお酒とお刺身が合うのかを楽しみながら呑むのが楽しいです。
居酒屋さんに行った時や、おうちに複数種類のお酒があるときに試してみて下さいね。
4-3.ペアリングで美味しく飲みましょう
いかがでしたでしょうか。
鍋島の香りを邪魔しないで、お酒とお料理両方の相乗効果で美味しく頂ける組み合わせは見つかれば幸いです。
この記事に記載しているのはあくまで一例なので、自分自身で鍋島に合うお料理を探しながら楽しんでみて下さい。
お酒単体でも美味しく楽しめる鍋島ですが、泊まれるレストランを開いていることが、ペアリングの魅力を酒造が伝えていると捉えることもできると思います。
単体の楽しさも、ペアリングの楽しさも味わってくださいね。
まとめ
最後にこの記事で紹介したことをまとめます。
1.「鍋島 純米吟醸 きたしずく」とは綺麗ですっきりとしたお酒!
2.飲んだ方の感想の多くは香りと微発泡性が特徴!
3.富久千代酒造で作られている!
4.ペアリングするなら香りを邪魔しないさっぱり・あっさりな料理!
以上が「鍋島 純米吟醸 きたしずく」のまとめになります。
「鍋島のことが少しでも分かった」
「興味が湧いて呑んでみたいな」
「好みとは少し違うかも」
など、すこしでもイメージが伝われば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
二ノ宮(@ninomiya_ponsh)
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